プロジェクト活動において
自分自身の役割を見出すプロセスとその支援

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先日、研究室の先輩でもある森先生と学会でお世話になっている村上先生主催のEdu-Lab Meetingにて、PIECESで取り組んでいる活動の紹介と、そこでの子供たちの変化についての事例を発表させてもらいました!
http://harinezuminomori.net/information/1046.html

タイトルは、「プロジェクト活動において
自分自身の役割を見出すプロセスとその支援」。
発表内容としては、月に一度、プログラミングやアニメーション制作を行いながらゲーム制作というプロジェクト活動を行なっているクリエイティブガレージについての実践を紹介しました。

ふだん、PIECESの活動紹介は代表や副代表が、どちらかといえば子供たちの課題をメインにして発表させていただく機会が多いのですが、今回は実践の分析がメイン。

今回は、大学の先生や企業で人材育成に取り組んでらっしゃる方が多かったし、実践の工夫やメカニズムを共有して、みんなでよりよい実践を目指していくことが大切かなと思い、そういったことを意識して、発表しました。

 

PIECESでみているこたちは、そもそも集団の場が難しかったり、自分から主体的になにかをするということが難しい子がおおい。そして、それぞれの子たちのこだわりや特性も強い。そんな子たちが集まって、ゲーム制作のプロジェクト活動をするのは、普通の運営だと難しい。じゃあどうするか?というような工夫などを話しました。
たとえば、納期や活動のアウトプットを先にこちら側で決めないということをしています。そうすることで、時間にしばられずに、自分の役割を試行錯誤できるし、アウトプットが決まっていないから新しい役割をつくっていくこともできるようになります。そうすることで、いろんな子がいろんな関わり方ができるようになっているのです。

質問もたくさんいただきました。
たとえば、
・評価という観点からすると、どのようなものを成果とおけるのか
・居場所が生まれる条件というのは、人との関わりがすべてか?他にどんなものがあるか。
・子どもの状況にあわせたタスクを渡すところがポイントかと思うが、そこのコツはあるのか。
・子どもへの接し方をどうやって学ぶのか。

評価の話で言えば、まさに、今、そこは一番悩んでいるところでもあります。
私達PIECESのつくっている関わりは、子どもたちが生きていくために必要なインフラをつくっているという側面もあります。
だから、子どもたちがなにかできるようになるとか自立とかっていうそういうわかりやすい成果というものを規定しにくい。。そして、まだ言語化もできていないというのが現状です。
もちろん、プログラミングができるようになった、というような成果もあるのですけれど。

他にも、子どもとの現場以外でやっている、コミュニティユースワーカー育成のほうでも、どうやって学んだり、現場で対応しているのか?といった質問もらいましたが、ここも暗黙知がどっさりあるし、どこまでを育成可能なものとするのかが難しい〜><
コツや学び方をはやくモデル化したいな〜と思っています。

 

今回普段とは違う切り口で発表させてもらったこそ頂いた気づきをもとに、
PIECESでは、一箇所でのみおこなっているクリエイティブガレージを、他地域にも展開したいと考えていますし、
今年の後半〜来年度は、私達のやっていることを広めていけるようなモデル化に力をいれていくつもりです。
楽しみだな〜!

そして、帰りにとっても美味しいイタリアンに連れてっていただき、幸せだった…💛(場所は秘密)
と、その話はおいておいて、一緒に登壇していた舘野さんからも、役割を見出すようになれば青木としては満足なの?ときかれ、いや、違うなあ、と。

私個人としては、子どもたちがなにかを「好き」とか「好きになっていいんだ」という感覚とかをもっていけたらいいと思っています。
人が生きていく上で、そういった「好き」があると、そこが仕事につながっていくかもしれないし、仕事にならなくても趣味とか友達とかいろんな切り口で社会とつながっていけると思うから。
そしてそれがきっと自分の「生きる」感覚に強く結びついているんだと思うから。

そんな話をしました。ここはまた別でブログかこう〜。

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